回淡江大學首頁
村上春樹文学における〈淳平の物語〉 ―「日々移動する腎臓のかたちをした石」から「蜂蜜パイ」へ―

類別:期刊論文

學年 / 學期:112-1

出版日期:2023-12-30 00:00:00

作品名稱(其他語言):村上春樹文學中的〈淳平物語〉-從「日日移動的腎形石」到「蜂蜜派」-

著者:葉夌

著錄名稱、卷期、頁數:台灣日語教育學報 41, p.193-215

摘要:村上春樹の「蜂蜜パイ」は『神の子どもたちはみな踊る』(2000年.新潮社)に収録された短編小説であり、「日々移動する腎臓のかたちをした石」は『東京奇譚集』(2005年.新潮社)に収録された短編小説である。二つの作品の共通点として、淳平という同名の主人公が登場することが挙げられる。二作の主人公である淳平を同一人物とした〈淳平の物語〉を解読すると、「三人の女」説をめぐる淳平の成長は現前する。5年後に上梓された「日々移動する腎臓のかたちをした石」は、「蜂蜜パイ」を補完する役割を果たすと考えられる。また、「怪異譚」から「震災」へというモチーフの変化は、淳平の成長の軌跡だと看做される。「三人の女」説を中心とした〈淳平の物語〉は、「二人の女」を受容し「二人の女」への責任を果たそうとする淳平の成長を描くものだと言えよう。

關鍵字:淳平;怪異譚;震災;三人の女;成長

語言:jp

ISSN:1993-7423

期刊性質:國內

收錄於:THCI Core

審稿制度:

國別:TWN

出版型式:電子版