出版日期:2022-06-30 00:00:00
著者:曾秋桂
著錄名稱、卷期、頁數:台湾日本語文学報 51, p.1-25
摘要:ウィズ(with)コロナ時代的脈絡を踏まえて見ると、AI技術との協働が不可避の時代になったと分かる。なぜなら、AI時代においては、ありとあらゆる分野の学術的研究、実用的開発のAIとの関係が、生き抜くためにはどうしても避けて通れない重要課題だからである。今回は、今までの研究成果を踏まえた上で、AI時代を先取りし、文学研究でよく使われたテキスト分析の方法とAIのテキストマイニング技術の応用との方法論的な相互補完.協働を図る方針に従い、村上春樹文学研究の体系作りを目的に村上春樹『騎士団長殺し』(2017)を考察することにした。その考察結果は、作品の読みが多様化されたこと、テキストマイニングは複数の作品の内実を把握する物差しとなること、従来の定説などの再検討に有力な参考資料を提供出来ることの3点に纏めることができた。このように、今まで蓄積してきた従来のテキスト分析とマイニング技術との方法論的な相互補完.協働は、文学作品の読解に試みる価値のある方法の一つだと立証された。引き続き、積み重ねた研究成果を活かして、両者の協働をさせて、片方だけでは出せない新たな文学的な観点を生み出す、ウィズ(with)コロナ時代に相応しい文学の創造的研究方法を闡明していきたい。
關鍵字:ウィズ(with)コロナ時代;村上春樹;テキスト分析;AIマイニング技術;協働;與新冠肺炎共存時代;村上春樹;文本分析;AI文本探勘技術;合作|"with" corona era;Haruki Murakami;text analysis;AI text mining technology;collaborating
語言:jp
ISSN:1727-2262
期刊性質:國內
收錄於:THCI Core
審稿制度:是
國別:TWN
出版型式:電子版