出版日期：2021-12-31 00:00:00

著者：曾秋桂

著錄名稱、卷期、頁數：淡江日本論叢 44, p1-23

摘要：AI（人工知能、Artificial Intelligence）時代においては、ありとあらゆる分野の学術的研究、実用的開発にとって人工知能との関係は、生き抜くためにはどうしても避けては通れない重要課題である。論者は近年、文学研究でよく使われたテキスト分析の方法とAIのテキストマイニング技術の応用方法との間を行き来する方法論的な補い合い．協働をして、人文系と理科系との学際的対話をさせてきている。それによって、多和田葉子、村田沙耶香、村上春樹などの作品を取り上げて考察してきた。ちなみに現段階では、村上春樹の2010年代以後の作品を完成しただけである。今回は、さらに研究成果を増やし、同じ方針で、より総合的に村上春樹研究の体系を構築することを目指して『1Q84』を考察することにした。考察した結果、『1Q84』の読みは、天吾の軸と青豆の軸の両方で終るだけではない。この二軸をさらに深めると、そこに浮び上がるのは、天吾とふかえりを巡る軸である『空気さなぎ』改作と、青豆と牛河を巡る軸が関わる探偵的殺人事件がある。これら四つ軸を繋ぎ合わせれば、総合的な『1Q84』論を構築しえると言える。このように、テキスト分析の方法とAIテキストマイニング技術との協働をすれば、単独では見えてこない文学的観点を生み出せる。それは人文系と理科系との学際的研究に役立つ方法の一つである。それゆえ、AI時代において、テキスト分析法とAのテキストマイニング技術との協働を、文学．人文．社会分野の研究従事者に強く推薦したいのである。

關鍵字：AIテキストマイニング技術;テキスト分析法;『1Q84』;村上春樹;総合的;AI文本探勘技術;文本分析方法;《1Q84》;村上春樹;綜合性｜AI text mining technology;text analysis methods;＂1Q84＂;Haruki Murakami;comprehensive

語言：jp

ISSN：2705-356X

期刊性質：國內

審稿制度：否

國別：TWN

出版型式：電子版,紙本