出版日期:2017-07-31 00:00:00
著者:蔡欣吟
著錄名稱、卷期、頁數:日本學刊 20
摘要:日本語学習者にとって、多義語の語義判断は容易にできることではない。実際に
教育現場に活用できる語義判断の手がかりを提示することを、本稿の目的とする。
台湾で使用されている教科書を調査資料に、多義動詞「きく」の導入過程と使用例を
観察した。意味の判断に戸惑う原因は、日本語における語義の上位概念は一つである
のに対し、中国語ではそれは別々の語で表されるため、それらの上位概念が日本語と
共通していないことにあると推定する。この問題を解決するために、動作の自発性と
積極性に着目した。「きく」の使用例を文脈依存型と共起関係依存型に分類し、考察
した結果、自発性と積極性によって、それに相応する語義を選択することが妥当で
あることが認められる。この調査結果は学習者に、より豊富な選択の仕方を提供
できると考える。
關鍵字:中国語母語話者;教科書;多義語;聞く;語義判断
語言:jp
期刊性質:國外
審稿制度:是
國別:HKG
出版型式:電子版,紙本